検定サイトをみて集まった受講生(板垣 輝司さん)

2013.02.19

大きな窓一杯に小春日の陽光を受けながら、25名の受講生が熱心に学んだ。壁にはフランス、イタリア、チリー、カリフォルニアなどの地図を貼った。特にブルゴーニュに行った時、手に入れた Cartes des Vins et des Fromages de France は、みなさん興味深く閲覧したようだ。

募集は、日頃交流のある友人、歌や合唱仲間、趣味・飲みともなど巾広く声をかけた。しかし、興味を示しても、いざ申し込みとなると費用・スケジュールなどからなかなか決まらず苦労した。ところが、日本ソムリエ協会の公式サイト「ワイン検定」に自分の会場・プロフィールを掲載したのがよかった。

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NET情報から会場沿線の近くに住んでいる人が7名メール・TEL&FAXなどで問合せがあり参加した。中には百貨店の食品・酒販売担当の人は「ワインアドバイザーを勉強したい」、あるいは「将来ブラッスリー・レストランを経営する予定」と言う人。また 定年まじかの人は「生涯ワインを飲むのでワインエキスパートを受検したい」などの声。これらの人たちはその後も時々会ってワインを飲みながら語っている。

講習会終了後の休憩時、殆どの人が"テスト10分前"の意識で真剣にテキストのページを追っていた。合否基準60%以上となっていたが、何点以上合格とは事前にふれなかった。
おもむろに試験用紙包みを開封し配布後"始め"の合図で一斉に紙と鉛筆の音、殆どが早い時間に書き終わった。

終了後、会場で(予告なし)参加者70%は友人・知人だったので、私の気持ちからVin赤・白を各2本、いいものにしなさいと家族に云われ、 ロワールのソーヴィニョンブラン、ブルゴーニュ コート・ド・ニュイのシャルドネ、 ブルゴーニュのピノ・ノワール、ボルドー格付4級Talbotのセカンド,Connetable Talbot. プラスチックカップ90mlを100ケ用意し、各30mlずつ注ぎ4種をトレーに並べた。
Fromagesはパルミジャーノ・レッジャーノ24ヶ月熟成、コンテ12ヶ月もの 他少々、クラッカーなどをトレーにサーブした。(試験中これらは家族が会場外でアシストしてくれた)

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今日学んだブドウの代表的品種を25名に飲んでもらった。テストの緊張がほぐれ30分弱のわずかな時間と量ながら香りと味わいの実践序盤にもなり、"美味しい"の声が多く、来年ワイン会を催す話になり、受付に模範解答用紙を貼り答え合わせをしながらそれぞれ賑やかにエレベーターで解散。

30点以上~40点満点が8人もいて25人全員合格、楽しい企画と実施でした。
12月中に認定カード・バッチを送付し、お礼のメールをいただいた。


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