懇親会で仲良く、次はシルバーを(阿部 容子さん)

2013.02.26

阿部.jpg ワイン検定の講師をやるにあたって、一番苦労したのが会場選びと募集でした。講師料には会場費も含まれていますが、何人お申し込みがあるか分からなかったので、結局自宅にしました。最初はあまりたくさんの人数を期待せずに自分のできる範囲で募集をした方がいいと思います。

 ソムリエ協会のワイン検定のホームページでも募集はしていただけますが、そこからのお申し込みはお一人だけでした。自分で積極的に声をかけるしかありませんので、そのつもりで募集をし、開場を設定した方がいいと思います。友人に声をかけたり、お持ちでしたらホームページやSNSなどで積極的に声かけをしたりした方がいいと思います。

 また、募集の際にソムリエ協会のしっかりとした資格であることや認定バッチがある旨を伝えると反応がとても良かったです。すでにシルバーも受けたいという声も多いです。

 講義に関しては、テキストをあらかじめお送りして予習していただきました。皆さんも早くテキストを見たいというリクエストが多かったです。

 講義内容は事前に送られるテスト内容をしっかり頭に入れて、ポイントを押さえて講義しました。でも長時間ですから皆さんが疲れないようにいろいろなワインの豆知識や身近なワインにたとえたりしてお話しました。ここはしっかりとご準備された方がいいと思います。最初は皆さん緊張されていましたが、途中から笑いも出たりして、たくさん質問も出るようになりました。

 最後にワイン検定を受ける方はやっぱりワインがお好きなので、検定試験の後の懇親会を設定しました。テストの緊張感もあり、皆で勉強したというような連帯感もあり、時間を忘れて盛り上がりました。皆さんが仲良くなることで、「次はシルバー」という気持ちでつながっていったようです。

 
見事全員合格されましたし、ほぼ全員が全問正解でした。テストは学生以来という方も多かったですが、久々の緊張感も楽しまれていたようです。何より大好きなワインの知識が身についたのが良かったようです。


阿部さんのWebサイト>>http://awatelier.jimdo.com/

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