2013.02.19
会場/ユニコン帝塚山サロン
■「ワインは楽しいもの」だと知ってほしいから
「ワインは好き。でもワインは難しい」と思っていらっしゃる方がほとんどです。
そんな方を対象にして2012年1月より、自宅サロン(ユニコン帝塚山サロン)で月に1度「ワインできれいになるワイン会」を開催していました。
毎回10名ほどの方に参加いただき、メンバーも5?60名ほどになった頃に、「ワイン検定」開催の事を知り、認定講師となりました。
ただ、ワイン会に参加される方でも「ワイン検定」となると尻込みされる方がほとんどでした。「ワインは飲むのは好きだけどお勉強までは...」という方が多いようです。
また、私自身、ワインは「飲んでナンボのもん」という思いもありますので、「ワイン検定」のお勉強会を兼ねたテイスティング教室を開催することにしました。
テキストに合わせて、第1章?第3章に合わせて計3回。
毎回、模擬試験も作成して、緊張感もありながら、テイスティングもあり、またパンやチーズもご用意して、飲んだり食べたり...という楽しい会でした。
参加された方は、
①お勉強の楽しさ、
②本格的なテイスティングの楽しさ、そして
③仲間と出会える楽しさ
を実感していただけたようです。
ワイン検定受検対策セミナーの様子
■「ワインを学ぶ楽しさ」が伝えられた
受検対策セミナーに参加された方から、ぶっつけ本番の方も含め、最終的に「ワイン検定」を受けられたのは7名。もちろん見事に全員合格されました。半数以上が満点合格でした。
おそらく予想していたよりも試験は簡単で、ちょっと拍子抜けされた方も多いとは思いますが、やはり試験となると独特の緊張感も味わえたりで、みなさんそれなりに満足されたようでした。
7名の方は、次の「シルバークラス」をめざす方、一気に、「エキスパート」や「ソムリエ」をめざす方などレベルは様々ですが、ワインのお勉強にはとても意欲的になられています。
「合格者の声」をブログやHP(http://yunicon.jimdo.com)でも順次アップしています。
ワイン検定試験時の様子
■残念だったのは「広報活動」
「ソムリエ」と比較して(エキスパートの方が合格は難しいはずなのに...笑)、一般的に知名度も低く、これまではただのお飾り資格でしかなかった「ワインエキスパート」に、こうした役割を与えていただけたことは本当に嬉しく思っています。
ただ、まだまだ「ワイン検定」が周知されていないこと。ソムリエ協会のHPや会報誌にも「ワイン検定」の情報がほとんどアップされていないこと。
また、一部のソムリエの方が「ワイン検定なんて受けるだけムダ...」というような発言をされていること。
それがとても残念でした。
今後、「ワイン検定」は確実に「呼称資格試験」へのステップアップのひとつとなっていくと思います。
ぜひ、ソムリエ協会さんの方でも、協会全体としてバックアップしていただける体制づくりをお願いしたいと思います。
合格すると、認定カードと利酒に使うタスト・ヴァンをかたどった認定バッジが授与されます。
入門編としてご家庭でワインを楽しく飲んでいただける知識を習得します。
ブロンズクラス認定者を対象に、レストランでソムリエに相談したり、ワインショップでワインアドバイザーからアドバイスをもらいながら、好みのワインを選んでいくための知識を習得します。