一人でも多くワインラバーが増えればとの信念で(安藤 理香さん)

2013.02.19

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昨年よりワインスクール井上塾で受検対策のアシスタントを始めさせていただくようになりました矢先、ソムリエ協会よりワイン検定の講師認定セミナーの知らせを受け迷わず申し込みをしました。

ワインに興味を持ち、スクールに通い始めてから、ワインエキスパートという資格の意味、何のためにそんな資格をとるのかと何人のひとから聞かれた事か...。
好きだからと答えると、あんなに難しい勉強を好きだけでなんて仕事でも無いのに余程ヒマなのね!とも。

セミナーを受講後これまた迷わずに会場探し。地元なら誰でも知っている場所、他県からの人も来てもらえるようにわかり易い場所というのを念頭に、ホテル、公共施設に手当たり次第に電話をかけました。チラシも手作り感よりもより本格的な物をあえて用意し、知り合いの飲食店、フラワーショップなどのスクールに設置。

これまたありがたい事に、地元のフリーペーパーが取り上げてくださいました。セミナーを受講し協会主催という事もあり、とにかく自信を持って人に話せる内容だと思っていましたので、あえて押し売りせず!と決めてました。受講者がたとえ一人でも、二人でも赤字でも初めに決めた事は変更なしでやる!とも決めていましたので、
何の不安もありませんでした。

そういった姿勢が功をなしたのか、あれよあれよという間に会場定員30名は満席でお断りしなければならない方もでた程申し込みをいただく事に...
それからです。考える事をしたのは。やるからには受講して良かったと思ってもらわねばと必死にテキストを頭に叩き込み、講義の進め方、話し方を恩師や各方面の講師の方々にアドバイスをもらいました。自身もまた初心にかえり、ありとあらゆるセミナーに足を運びました。

当日は、スクリーン等も駆使し、勉強仲間のソムリエ達の何でも手伝いするからとのお言葉に甘えて(笑)抜栓の実技を披露してもらうなど、より本格的を目指し、90分の間いかに受講者に集中してもらえるかを重点に置き、次のシルバークラスにつながるよう自分なりの努力もしました。
お陰様で帰りにはたくさんの受講者の方からお褒めの言葉もいただけましたし、後日合否をお伝えした後、全員の方からの登録の申し込みもいただく事も出来ました。ホッとしたのか次の日から熱を出しました(笑)

ワインが好きだから、そして一人でも多くワインラバーが増えればとの信念があったから...終わってみてこれが本当の怖いもの知らずだ!と身にしみて思いましたが、わたしにとって大変良い経験になった事には間違いありませんでした。ご協力いただきました皆様に心より感謝しております。


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